CVE-2026-64608CVSS 9.8 超危険2026-07-21
Apache Fory C++ のデシリアライズにおけるヒープ型混同と境界外読み書きによりリモートコード実行に至る
Apache Fory C++ の 1.4.0 より前のバージョンでは、互換モードにおけるデシリアライズモジュールが、フィールドスキップ経路で宣言された型と実データの整合性を正しく検証しないため、ヒープ型混同および境界外の読み書き(CWE-502)というセキュリティ上の欠陥が存在します。不整合なスキーマを持つ入力は型混同と境界外メモリアクセスを引き起こし、プロセスの安定性と安全性を脅かします。Apache Fory C++ は特定のデータのデシリアライズ時にメモリ破壊の脆弱性を持ち、攻撃者は悪意ある直列化データを組み立てて発火させ、リモートコード実行やサービス停止に至らせることができます。本脆弱性は Apache Fory C++ 実装(0.14.0 から 1.4.0 未満)のみに影響し、他言語の実装は影響を受けません。攻撃者は特製の直列化データを送るだけで悪用でき、ネットワーク経由かつ低い複雑さで成立します。
コンポーネント
Apache Fory は高性能な直列化フレームワークで、その C++ 実装は効率的なデータの直列化・復元を必要とする場面で広く用いられています。
リスク
- 一般利用者から管理者へ:被害者が Apache Fory C++ を用いるサービスを管理者権限で実行している場合、攻撃者も同じ権限を得ます
- システムの完全な制御:攻撃者は被害者のシステム上で任意のコードを実行でき、利用者の権限に応じてプログラムの導入、データの閲覧・改変・削除、完全な権限を持つ新規アカウントの作成が可能になります
- 利用者の操作を要しない攻撃:ネットワーク越しに悪意ある直列化データを送るだけで脆弱性が発火します
出典
対処方法- Apache Fory C++ を直ちに 1.4.0 以降へ更新してください
- デシリアライズの入力に対して厳格なスキーマ検証を実施してください
- デシリアライズするデータの出所を限定し、信頼できる発信元のみを受け入れてください
CVE-2026-16412CVSS 9.8 超危険2026-07-21
Firefox のメモリ安全性の脆弱性によりリモートコード実行に至る
Firefox ESR 140.12 および Firefox 152 にメモリ安全性の脆弱性が存在します。一部にはメモリ破壊の痕跡が見られ、十分な労力をかければ任意コードの実行に悪用され得ると推測されます。本問題は Firefox 153 および Firefox ESR 140.13 で修正されました。Firefox は特定の場面でメモリ破壊の脆弱性を持ち、攻撃者は悪意あるページを組み立てて発火させ、リモートコード実行やサービス停止に至らせることができます。本脆弱性は Firefox 153 または Firefox ESR 140.13 へ更新していないすべての利用者に影響し、デスクトップ版とモバイル版の双方が対象です。攻撃者は対象者を特製のウェブページへ誘導するだけで悪用でき、それ以上の操作を必要とせず遠隔から制御できます。
コンポーネント
Firefox は複雑な図形描画とウェブ技術の相互作用に対応した、クロスプラットフォームのオープンソースウェブブラウザです。
リスク
- 一般利用者から管理者へ:被害者がブラウザを管理者権限で実行している場合、攻撃者も同じ権限を得ます
- システムの完全な制御:攻撃者は被害者のシステム上で任意のコードを実行でき、利用者の権限に応じてプログラムの導入、データの閲覧・改変・削除、完全な権限を持つ新規アカウントの作成が可能になります
- 利用者の操作を要しない攻撃:ドライブバイ侵害(T1189)の手法により、利用者は悪意あるページを閲覧するだけで脆弱性が発火し、追加の操作を必要としません
出典
対処方法- 直ちに Firefox 153 または Firefox ESR 140.13 以降へ更新してください
- 実行環境にサンドボックスによる隔離機構を有効化してください
- 信頼できない出所のスクリプト読み込みを遮断してください
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